ごあいさつ

日本中医薬膳アカデミーよりメッセージ

私が薬膳を学びたいと思った頃は、まだ広島には本格的に薬膳を学べるところはありませんでした。
“どうしても薬膳を学びたい!”強い気持ちを家族に理解してもらい、家族の協力を得て、東京にある北京中医薬大学日本校に入学しました。

4年間の学びはとても広く、深く、私はすっかり薬膳・中医学の世界に魅了されました。
いつか広島で本格的に薬膳を学びたい方のお手伝いをしたい・・・その夢が叶い、この度『日本中医薬膳アカデミー』を開校致しました。

開校にあたり、日本中医学院との提携を快く承諾し、大きな支えとなってくださった植松捷之理事長、恩師でありいつも優しく温かく見守ってくださる韓涛学長に心より感謝申し上げます。

薬膳・中医学と出会えた事はとても幸せな事で、この学びで得た事は私の一生の宝物です。
この幸せをたくさんの人と分かち合いたい、食の知恵を広めて、多くの方の心と体を元気にしたい・・・そんな私の夢はまだまだ続きます。

薬膳・中医学の素晴らしさを多くの方にお伝えできたら…なによりもの喜びです。

日本中医薬膳アカデミー
代表  山下朝代  

 

日本中医学院 理事長よりメッセージ

日本中医薬膳アカデミーへの期待

中医学および薬膳の長期にわたっての研鑽と、
広島地区の薬膳普及活動の実績を結集した成果を基盤に、
「日本中医薬膳アカデミー」を設立されたこと、大変喜ばしく思います。

現代の世の中に混乱をもたらす感染病環境の中、
日常の健康への関心と留意を払う傾向が、ますます増加する状態です。
このような状況下では、健康な体つくりにとって「中医学」と
「薬膳」の知識の習得と実践応用が、重要な役割を果たすことと思われます。
(実際に中医薬による予防と治療に大きく貢献しております。)

その意味において、この「日本中医薬膳アカデミー」による
「中医学と薬膳」の教育は、大きな使命を持つものと期待されます。
このアカデミー主宰の山下氏と同じ使命を持つ「日本中医学院」
(旧北京中医薬大学日本校)は、「中医学と薬膳」の教育について
「日本中医薬膳アカデミー」を全面的に支援する所存です。

日本中医学院 理事長 植松捷之

日本中医学院 学長よりメッセージ

日本中医薬膳アカデミーの設立に際して

中国伝統医学は中国古代文明の素晴らしい成果の一つとして、数千年の歴史があり、人類の健康、及び病の予防・治療に大きく貢献してきました。中国では、「民以食為天」、「薬食同源」という言葉があります。
健康な身体や、精神を作り上げてゆく、一番近道は、食事から整えます。食事療法、薬膳療法は中国伝統医学の貴重な宝物であり、近年、日本人にも深く愛されています。
中国伝統医学、薬膳は高齢化社会の日本人の健康保持に対して、重要な役割を果たしていますが、一方、難病や慢性病で、長期療養中の方にも薬膳が得意です。

国際中医師、国際中医薬膳師の山下朝代先生、山下ナギサ先生は国立北京中医薬大学日本校(現日本中医学院)の中医中薬専攻科・中医薬膳専科を卒業して、中医薬膳アカデミーを設立し、中国伝統医学の薬膳学に基づき、現代栄養学の知を参考して、自然環境、社会環境に合わせて、長年、日本人向けの薬膳料理を研究・開発されていて、分かりやすいテキストの編集、薬膳教室の開催、広島地区の薬膳の普及に力を注いでいます。

日本中医学院の中医薬膳専科はもう20年以上の歴史を持ち、日本に最も古く中医薬膳人材を育てる学校です。日本中医薬膳アカデミーは2021年から、日本中医学院の提携校となっています。これから、日本中医薬膳アカデミーは皆様の健康の維持、体質の改善、未病治療に、もっと活躍すると信じます。

日本中医学院 学長 韓涛