ようこそ、『日本中医薬膳アカデミー』へ
当学院は、中医学・薬膳を総合的に学べる、日本中医学院(旧国立北京中医薬大学 日本校)初の提携校として、2021年10月に広島でスタートします。
近年、「中医学」・「薬膳」に関心を持つ人が増えているように感じます。日々多くのストレスにさらされている現代の社会では、病院に行くほどでもない心と体の不調を感じる人が多くなっています。そのような中で、一時しのぎの対処療法ではなく、根本にある原因を探り食の力で改善していく「薬膳」が求められているのかもしれません。特別な食事と思われがちな薬膳ですが、実は薬膳は身近にあり、誰にでも日常の生活の中に取り入れることができる食養生です。
もっと「薬膳」を知りたい。「薬膳」を学びたいけど、どこで学べるのだろう…?広島で本格的な「薬膳」って学べる‥‥?中医学って難しそうでハードルが高そう…。「国際中医薬膳師」を目指したい。
そんな皆さん・・・どうぞ「日本中医薬膳アカデミー」の扉を開いてみてください。
日本中医学院 理事長よりメッセージ
日本中医薬膳アカデミーへの期待
中医学および薬膳の長期にわたっての研鑽と、広島地区の薬膳普及活動の実績を結集した成果を基盤に、「日本中医薬膳アカデミー」を設立されたこと、大変喜ばしく思います。
現代の世の中に混乱をもたらす感染病環境の中、日常の健康への関心と留意を払う傾向が、ますます増加する状態です。このような状況下では、健康な体つくりにとって「中医学」と「薬膳」の知識の習得と実践応用が、重要な役割を果たすことと思われます。(実際に中医薬による予防と治療に大きく貢献しております。)
その意味において、この「日本中医薬膳アカデミー」による「中医学と薬膳」の教育は、大きな使命を持つものと期待されます。このアカデミー主宰の山下氏と同じ使命を持つ「日本中医学院」(旧北京中医薬大学日本校)は、「中医学と薬膳」の教育について「日本中医薬膳アカデミー」を全面的に支援する所存です。
日本中医学院 理事長 植松捷之
日本中医学院 学長よりメッセージ
日本中医薬膳アカデミーの設立に際して
中国伝統医学は中国古代文明の素晴らしい成果の一つとして、数千年の歴史があり、人類の健康、及び病の予防・治療に大きく貢献してきました。中国では、「民以食為天」、「薬食同源」という言葉があります。
薬膳は中国伝統医学の貴重な宝物であり、近年、日本人にも深く愛されています。
昨年から、新型コロナ感染症は世界に流行って、現在でも、更なる感染拡大が続いております。薬膳を生活の中に取り入れて、体質の改善、免疫力の増強に役立てましょう。
国立北京中医薬大学日本校(現日本中医学院)の中医中薬専攻科・中医薬膳専科を卒業した山下 朝代先生は中国伝統医学に基づき、中医薬膳学と現代栄養学の知を合わせて、日本人向けの薬膳料理を研究・開発されています。分かりやすいテキストの編集、薬膳教室の開催、広島地区の薬膳の普及に力を注いでいます。
この節、所期の成果を基盤として、日本中医薬膳アカデミーを設立しました。これから、本学で学び皆さんの生涯にわたっての大きな支えとなりますよう願っています。
日本中医学院 学長 韓涛
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